ぼくのあしあと

ゲームやネット小説など、日々興味や関心をもったことを綴る

【最近読んだWeb小説】~魔法はプログラミング、他~

   

最近読んだWeb小説まとめ

最近更新がめっきり減ってしまい申し訳ありません。

その理由は大きく分けて2つあります。

一つは国際学会や国内学会など、1ヶ月で3回も学会発表があったからです。

そしてもう一つは、おもしろいネット小説がほとんどなかったからです。

なんだかどの作品も、過去に読んだことがあるようなものばかりでした。

新進気鋭な作品を渇望しています。

 「перестройка -ペレストロイカ-」を読んで、評価・感想

孤児院施設を経営していた父親が自殺し、一人息子である高校生・杉野イツキに五億円の負債が課せられる。 まずは施設の子供たちの引き取り手を探し、その後施設を売り払おうと思っていたイツキだが、その子供たちに、人身売買組織やスナッフムービー愛好者や単純な変態たちが目をつける。 イツキは命に代えても、孤児院施設を守る決意をする。 何も持たない高校生が、ゼロから五億円を払いきる方法は一つ。 命を賭けた、「闇ギャンブル」しかない。
ある日、孤児の一人である女児・唯花の引き取り手であった男の代理人・ミハイルの口から、その男が嗜虐嗜好を持っている事をイツキは聞かされる。唯花の引き取り代金は五千万円。イツキは唯花を守るため、ミハイルが運営するギャンブルルーム「ペレストロイカ」にて勝負を挑む。
他人の苦痛を楽しむ人間たちに感じた“殺意”と、父から受け継いだ孤児院と子供たちを守りたいという想いを持って、イツキは手段を選ばずギャンブルに勝ち続ける決意をしていた。それは即ち、あらゆるイカサマをも辞さないということだった。

ネット小説では非常に珍しい、頭脳戦を題材にした小説。

漫画でいえば、「ライアーゲーム」や「嘘食い」が近いでしょうか。

設定も非常に凝っていまして、闇ギャンブルの規約から、ゲームのルールまで詳細に描写されているのがいいですね。

それによって、読者もいかさまを考えたり、それを見破ったりと、単に小説を読む以上の楽しみ方ができます。

また、闇ギャンブルが初心者の少年を主人公としているため、感情移入しやすく、その少年が勝ち進んでいく様子は自分のことのようにうれしく感じます。

以上のように、とても素晴らしい小説なのですが、この小説がおすすめネット小説でないことからも、一つだけ欠点があります。

それは、心理描写があまりされていない点です。

主人公が追い詰められたときの心理描写、あり得ない状況を目にした他の登場人物たちの心理描写、そういったものがとても少ない。

よって、どこか味気無さを感じてしまう点が唯一といっていい欠点だと思います。

ただ、それを補って余るほど、物語の設定や闇ギャンブルの描写が優れているため、一度読んでてはいかがでしょうか。

「перестройка -ペレストロイカ-」 小説を読もう

「高校入ったし、とりあえずリア充目指してみる」を読んで、評価・感想

かつてリア充だった男も、今ではクラスの端で小さくなっている陰キャラに成り下がった。高校生になった彼はやがてとある決意をする。「リア充に、俺はなる!!」と。無口な中学時代の先輩、小悪魔的な同級生、面倒くさがりな天才、お菓子好きな可愛い少女、ドジばっかり踏んでしまう新米教師、そして部活の仲間たちが、彼の高校生活に色を与えていく。これはそんな彼の成長の記録である。

異世界モノがこれ以上ないほどに溢れ返っているネット小説では非常に珍しい、青春ラブコメ的な小説。

異世界モノもいいですが、やはり読みすぎるとどうしても飽きてしまうので、たまには気分転換も兼ねて異なるジャンルの小説を読むことも大切です。

さて、この小説では高校に入学した主人公が、リア充を目指して頑張るお話…のはずですが、僕から見ると最初から主人公はリア充な気がします。

学校一かわいいヒロインとはすでにいい関係ですし、何より相思相愛から始まっています。

うーん、波乱万丈な青春ドタバタコメディを期待していた僕としては、正直ちょっと拍子抜けしてしまいました。

ただ、それが悪いというわけではなく好みの問題です。

主人公がヒロインとラブラブイチャイチャするようなお話が好きな人だっているだろうし、そういった方にこの小説はおすすめです。

主人公の思考を垂れ流しているような読みにくい文章とは異なり、心理描写もきちんとなされているので読みやすいのもポイント。

気分転換にラブコメ小説もいいですよ。

「高校入ったし、とりあえずリア充目指してみる」 小説を読もう

「元プログラマーは、異世界魔法が気に入らない」

アラン・クラヴェルが全てを思い出したのは、五歳の誕生日を迎えたその日のことであった。
それは所謂前世の記憶であり、直後にこの世界には魔法が存在していることも知る。
しかもそれはなんと、見覚えのあるもの――プログラミング言語で構築されていたのだ。

しかし憧れであった魔法が使えると思ったのも束の間、アランはすぐに失望することとなった。
魔法を構築するそれが、所謂クソコードだったからである。

だがそのことが逆にアランのやる気に火を灯した。
憧れの魔法がこんなもので成り立ってるなんて我慢がならない。
そう決意したアランは、まずはそれをどうにかするために魔法の解析を始めるのであった。

魔法の処理って何処かプログラミングに似ているとは以前から思っていましたが、それをまさに小説にしたのがこの作品。

魔法という言語が様々な事象を引き起こしているので、まさに自然言語処理の一つですね。

ということで、プログラミングに精通した主人公は、当然魔法に関して最強です。

神様からチートをもらって最強になるのとは違って、強さに論理性があるのがいいですね。

また、主人公視点だけではなく、様々な登場人物の視点から物語が展開されており、彼ら彼女らの驚きがうまい具合に表現されており、それらに思わずニヤニヤすることも。

ただ、一点だけ難をあげるとすれば説明文が少なく、読みにくい箇所や疑問を感じる箇所が何度もありました。

特に、3人以上の会話文では、誰がどのセリフなのかがわかりにくく、読みづらさを感じました。

しかし、それを除けば話の展開も面白く、総じてレベルの高い作品には違いありません。

主人公が魔法で無双するお話が好きな方はぜひとも読んでみてください。

「元プログラマーは、異世界魔法が気に入らない」 小説を読もう

最近読んだおすすめネット小説「暴君ユーベル迷いナく.」

最近読んだおすすめネット小説とは、数あるネット小説の中でも特に素晴らしかった小説です。

文章力が高いことはもちろんのことながら、それ以上に独特・オリジナルな設定やストーリーを持つ作品ばかりです。

そして今回紹介したいのは次の作品です。

力を手に、心が壊れた主人公ー「暴君ユーベル迷いナく.」を読んで、評価・感想

主人公が無双するお話は数あれど、どれもこれもご都合主義ばかりで読み応えがありません。

しかし、この作品は違います。確かに主人公は最強なのですが、その代償として心が壊れてしまいます。

さらに、設定も展開もシリアスなはずなのですが、作者の文章力をもってコメディチックに仕上げている点が特に素晴らしい。

個人的に今年のネット小説ランキングでもかなり上位に位置する作品だと思っています。

あとがき

 

最近よく思うのですが、新しいソシャゲの登場頻度が大幅に下がりましたよね。

以前は平均して1週間に1作品はあったはずなのですが、最近は2~3週間に1作品ぐらいになりました。

やはり、今のソシャゲ業界は飽和状態なのでしょうか。もう、新しいソシャゲが登場しても全然目新しさが無いですもんね。

どこかポケモンGOのような斬新なゲームを出してほしいですね。

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XZ

XZ

ゲームとWeb小説が何よりも好き。自分の趣味を共有、共感できたらと思いブログをはじめた。

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