【考察】Google検索候補に「ソシャゲ 飽きた」!?~ソシャゲはマンネリ化したのか?
2015/12/10
-「ソシャゲ業界の限界がついにきたのかもしれない・・・」
みなさん、最近はまっているソシャゲはありますでしょうか?
ソシャゲをプレイしていて非常に楽しい思いをしていますか?
現在、日本では毎月のように大量のソシャゲがリリースされていますよね。
でも、最近のゲームの多くが、どこかで見たことがあるようなシステムばかりとは思いませんか?どれもこれも似たり寄ったりだとは思いませんか?
今回では、今現在の日本のソシャゲの実態について考察してみようと思います。
ソシャゲはマンネリ化しているのか?
口で説明するよりも見てもらったほうが早いと思います。下の画像を見てください。

Googleの検索候補に「ソシャゲ 飽きた」
先日、ソシャゲについて調べようとしたところ、検索候補にとんでもないものが見えました。
「ソシャゲ 飽きた」
「ソシャゲ つまらない」(2015/12/10 確認)
Googleの検索候補はよく検索される順に表示されるので、相当多くの人がこのキーワードで検索したのでしょう。
これはまさに僕が最近ソシャゲをプレイしていて感じていたことだった。
僕は新しいソシャゲを見かけるととりあえず遊んでみるのですが、最近のソシャゲは特にひどいです。
どのシステムも以前見かけたことがあるものばかり。そりゃあ、ソシャゲが増えている今、完全なオリジナルを考えるのは不可能に近いですよ。
しかし、せめて1カ所ぐらいは、「これがこのゲームの特徴だ!、アピールポイントだ!」といえるような要素を入れるぐらいはしてほしい。
モンスターのグラフィックだけを変更してシステムがどこからどこまでも同じだと、そのゲームに一切魅力を感じません。
別にもちろん、すべてのソシャゲがマンネリ化しているわけではありません。中にはオリジナル要素をいくつか取り入れた面白いゲームも当然あります。
そういった面白いゲームは当ブログでも特集記事を組んで紹介していますね。
しかし、多くのソシャゲがマンネリ化していることは事実です。
僕のスマホゲームまとめ記事を読んだことがある方なら知っているかもしれませんが、そこでは僕が遊んだすべてのソシャゲが紹介してあります。
当然、中にはオリジナル要素がほとんどないソシャゲが含まれており、そのゲームに関してはかなり辛口に評価していますよね。
次に、以下の画像も見てください。

とあるゲームAのレビュー

とあるゲームBのレビュー
上2つはつい最近リリースされたソシャゲのレビューです。二つとも異なるゲームです。
もちろん、恣意的に悪いレビューを抜粋してきているので、当然良いレビューもたくさんあります。
しかし、僕が言いたいのはこのレビューの中身についてです。
僕は昔からゲームを遊ぶ前に軽くレビューに目を通す癖があるのですが、2,3年前までは上のようなレビューを見かけたことはほとんどありませんでした。
「面白さがまったくない」、「10分ぐらいで飽きた」、「後発でよくこんなゲームだした」、「システムは某ゲームほぼそのまま」
どれもこれもソシャゲがつまらなくなったことを指摘しています。たまたま選んだ2つのゲームにこの感想があるわけではありません。
今では多くのソシャゲで上のようなコメントを見かけます。もう僕だけがソシャゲをつまらなくなったと思っているわけではないのです。
断言しましょう。ソシャゲはマンネリ化しています。
ソシャゲの何がマンネリ化を招いたのか?
ソシャゲのマンネリ化の原因は、つまらないソシャゲに共通する要素をピックアップすればすぐに見つかりますね。
そう、僕がこのブログでよく使っているように、ソシャゲの3大要素であるスタミナ、レアガチャ、単純な強化、この3つです。
しかし、この3つの中でもマンネリ化の一番の原因は強化システムだと思います。
強化をするためには経験値を稼がなくてはならない。そして経験値を稼ぐためには日替わりのイベントに参加しなければならない。
強化したいモンスターや武器を手に入れるたびに毎回、毎回それの繰り返しです。この繰り返し要素がユーザーに飽きをもたらしているのだと思います。
実際、僕はソシャゲで経験値を手に入れるための日替わりイベントを見るだけで、モチベーションが一気に下がります。
そもそもゲームそのものにオリジナル要素があり、面白ければソシャゲ3大要素は気になりせん。多少のマイナスがつこうと、プラスが非常に大きいからです。
しかし、ソシャゲ3大要素をゲームの主軸としたソシャゲはぶっちゃけていうとくそゲーです。言葉悪くてすみません。でも実際心の中ではそう思っています。
オリジナル要素の工夫もせずに、課金させるポイントだけしっかりと準備しているゲームなどユーザーをなめているとしか言えません。
ユーザー側から見れば完全に完全にお金儲けしか考えてないように見えます。
結局、マンネリ化の原因は、「オリジナル要素も入れずに課金システムだけそろえたゲームが多く登場してしまったから」にほかなりません。
今後のソシャゲ業界に救いはあるのか?
スマホがマンネリ化し、ますますユーザー離れが進む中、このままではソシャゲ業界そのものも縮小していくのだろうか。
「もうどのソシャゲも似たようなもんだからソシャゲはいいや」と思う人が増えてえて、みんなソシャゲをやらなくなってしまうのだろうか。
結論から言うと、それはあり得ません。
下のグラフを見てください。

ファミ通ゲーム白書よりーゲーム市場規模推移
グラフからわかる通り、オンラインプラットフォーム、つまりソシャゲの市場が年々すごい規模で拡大しています。
その理由としてはやはり、携帯でゲームができるためお手軽に始められるからでしょう。
ソシャゲがなかった昔はゲームをしようと思ったら、まずはゲーム機から買う必要がありました。ゲーム機をそろえ、さらにゲームソフトを買ってやっと遊べたのです。
しかし、現在ではボタン一つでゲームを始められるようになりました。しかも無課金で。
ゲーム機いらずですぐに始められるソシャゲが広がっていくのは当然のことなのです。
多少つまらなくなったからといっても、今更ゲーム機とソフトを買ってゲームをするようになるとは思えません。
僕も昔はゲーム機を買っていたのですが、スマホを手に入れてからはそれもしなくなりました。そして今更ゲーム機を買おうとも思いません。
よって、現在の状況を簡単に説明すれば、「つまらないけど簡単にできるからとりあえず遊んでいる」という状況です。
ユーザーはゲームをしながらゲームに飢えているのです。
これは言い換えると大きなビジネスチャンスでもあります。
つまり、今までにないような斬新なゲームを作れれば、過去に類を見ないほど多くのユーザーを獲得できるはずです。
既存のソシャゲに飽きたユーザー達はみんな目を光らして新タイプのゲームを探しているのです。
そこに過去にない目新しいゲームという名の餌を与えてやれば、飢えていたユーザーたちがこぞって遊びにくるでしょう。
ゲーム業界の皆さま、今だからこそじっくりと考えてゲームを作るべきです。
二番煎じのゲームを作ったところで利益はたかが知れています。むしろ赤字になるかもしれません。
まとめ
今回はソシャゲがつまらなくなったことについて考察してみました。
共感を抱いてくれる方がいればとてもうれしいです。もちろん、中には反感を抱く方もいると思います。
僕以外の方の意見も聞いてみたいので、そういった意見などありましたら是非コメントを残していってくださるとうれしいです。
ソシャゲ3大要素を持たない、新しいタイプのゲームをいつか遊べる日が来ることを切に願います。
ソシャゲについて興味ある方は下の記事もおすすめです。かなり苦労して計算しました。
リセマラに価値はあるのか?ガチャの確率についていろいろと計算・考察してみた

XZ

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