ぼくのあしあと

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英語長文読解の練習その2~関係代名詞、分詞構文、不定詞、allowの使い方、修飾

   

長文読解

さて、前回に引き続き別の長文についても精読してみましょう。

英語の長文はこういった難しい文章を何度も読むことで身に着くことができるのですから。

辛抱強く続ければ、気が付くと読めるようになっているはずです。僕がまさにそうでした。

今回は前回よりも簡単なので、人によっては精読しなくてもすらすら読めてしまうかもしれません。

しかし、あえて分構造などを意識して読んでみるのも勉強になりますよ。

まだ1回目を読んでいない人は1回目から読むことをおすすめします。

英語の長文読解の仕方を文構造、文型、文法に着目して詳しく説明する

※できるだけわかりやすくすることをモットーとしているために、長文となっています。

本日の長文読解

Interest in portable audio really started to take off in the 1980s with development of personal music players that allowed listeners to enjyoy music through headphones while walking outside.

ー平成26年度センター試験大問6

今回もセンター試験からのピックアップです。手ごろに読みやすく、文法もそこそこの難易度となるとセンター試験が一番手ごろなんです。

まずは上の文章にSVOとふってみる練習をしてみましょう。

どれが文章全体の主語、動詞、目的語なのかがわかれば大雑把に意味が見えてきます。

次に、修飾関係を明らかにしていきましょう。形容詞や副詞として使われている文法があれば、それぞれどれに修飾しているのかを考えるのです。

そうすることで文章の意味を完全に理解できるようになります。

言うは易く行うは難しということで、実際に長文の精読をどのようにおこなっているかの手本をお見せしましょう。

(1度は自分で考えてみることが大切です)

文構造の解析

※携帯で見ている方は、一度全文を紙などに写してから解説を読み始めることをおすすめします。

文構造の解析は基本的に文の先頭から1単語ずつ見ていく形となります。

①まず最初に、”Interest”という単語があります。文頭は主語となるので、この”Interest”は名詞として使われていることがわかります。「興味、関心」という意味でしたよね。

②次に”in”という前置詞があります。前置詞は後ろに名詞が続き、形容詞もしくは副詞となりましたよね。この場合、後ろにある”portable audio”とセットで前にある”Interest”を修飾しています。つまり、「携帯音楽への興味」となるわけです。

修飾や形容詞、副詞がよくわからない方は下のサイトを参考にしてください。

【図解詳説】小学生でもわかる!「形容詞」と「副詞」についてわかりやすく解説!

③”really”は副詞で、「本当に、実際に」という意味でした。どれに修飾しているかといえばすぐ後ろにある動詞”started”ですね。

④”to”があります。”to”といえば、前置詞の”to”もしくは不定詞の”to”の2種類があるわけですが、どちらかわかりますか?後ろに動詞の原形”take”が続くので不定詞の”to”だとわかりますね。不定詞には3つの用法がありました。この”to”の用法を考えてみると、前にある”start”が他動詞なので、その目的語(名詞)として使われている事がわかります。つまりは名詞的用法ですね。

不定詞についてよくわからない方は下のサイトを参考にしてください。

【図解詳説】苦手No.1とされる「to不定詞」を解説!3つの用法の早い判別方法も紹介

⑤”take off”は知っておくべきイディオムで、「離陸する、出発する」という意味でした。しかし、この文章では「始まる」と訳したほうがしっくりときそうです。

他動詞から不定詞の用法を知る

他動詞から不定詞の用法を知る

⑥”in the 1980s”は時を表す副詞として使われていますね。「1980年代に」ということです。

⑦”with”とまた前置詞があります。ということは後ろの名詞”development”のセットになって副詞的役割を果たしています。英語では基本的に直前の単語に修飾することが多いです。この場合は動詞”take off”に修飾していると考えて、意味がおかしくならないので副詞だと判断しています。

⑧”of”とまた前置詞です。同様に、直前に修飾していると考えて形容詞の役割を果たしています。

⑨”that”が来ました。”that”といえばいろいろな使い方がされますが、明らかに代名詞ではないので、接続詞もしくは関係代名詞になります。どちらか分かりますでしょうか?”that”の中身を見てみますと、”allowed”と主語を飛ばして動詞が来ているので、関係代名詞だとわかります。つまり、”that”以降は形容詞となって直前の名詞”personal music players”を修飾しています。

"that"は関係代名詞

“that”は関係代名詞

⑩”that”の中身を見ていきましょう。“allow”が”allow O to V”で「OにVすることを許す」という訳でしたよね。Oは”listeners”でVが”enjoy”となります。後ろにある”music”は”enjoy”の目的語ですね。ただ、この文の場合、「許す」という訳よりも「~できる」という訳にしたほうがしっくりときますね。

⑪”through”は前置詞なので、後ろにある”headphones”とセットで前に”music”を修飾しています。「~を通しての音楽」と訳せばいいわけです。

⑫”while”は接続詞で、後ろにある分詞構文”walking”の意味を明確に表しています。つまり、「外を歩いている間」となるわけです。時を表している分詞構文なので副詞として使われています。どれに修飾するかは意味が合いそうな動詞を選びましょう。「外を歩きながら」”enjoy”=「楽しむ」?それとも「外を歩きながら」”allow”「~できる」?どちらもできそうですね。というより、どちらにしても余り意味は変わりません。そういった時は適当に好きな方に修飾しましょう。英語ではこういった曖昧な修飾もあります。

"that"の中身

“that”の中身

以上が文構造になります。どうでしたか?ここまできちんと解析できましたでしょうか?

英語の長文は、一つ一つ見ていけば必ず何かしらの意味があります。それらを知ることで訳す手助けとなります。

では、この文構造を使ってどのように訳していくのかを見ていきましょう。

訳し方

まずは一番文章の根幹となる部分を訳していきましょう。

つまり、文章全体のSVOだけに対して訳していきます。

この場合、Sは「関心」、Vは「始まる」、Oも「始まること」。VもOも同じような意味になりますね。

こういった時は適当なそれらしい日本語にすればOKです。主語が「関心」なのでそれに続けるような日本語を考えましょう。

「関心を持たれることが始まった」としましょうか。

次に、修飾しているものをどんどんとくっつけます。

例えば、「関心」には「携帯音楽の」が修飾しているので、「携帯音楽への関心」とすればいいのです。

上の文構造を見ながら訳を当てはめていけばいいだけですね。そうすると、下の画像のようになるはずです。

文構造を使った訳の仕方

文構造を使った訳の仕方

そうして訳してみると、「1980年代に個人音楽再生端末の発展とともに、携帯音楽への関心を持たれることが始まった」となるわけです。

どうですか?上の図を見ながらだと非常に訳しやすいですよね。

“that”内も同様にして訳すと、「聞く人はヘッドフォンを通して外で歩きながら音楽を楽しむことができた」と訳せます。

それ全体が個人音楽再生端末へと修飾しているわけなので、「聞く人がヘッドフォンを通して外で歩きながら音楽を楽しむことができる」+「個人音楽再生端末」と繋げればそれらしい訳になります。

あとは全てのパーツをつなげると、

「1980年代に聞く人がヘッドフォンを通して外で歩きながら音楽を楽しむことができる個人音楽再生端末の発展とともに、携帯音楽への関心を持たれることが実際に始まった」

とパーツさえ揃えばコピペで文章が作れちゃいます。

どうでしたか?文構造ってすごい!と思ってもらえたのなら嬉しいです。

まとめ

さて、本日2回目の文章は1回目と比べると少し簡単ですが、理解していただけたでしょうか?

今後もこういった感じで色々な文章を紹介していけたらと思います。

質問、要望、感想などありましたらお気軽にコメントでお聞きください。

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XZ

ゲームとWeb小説が何よりも好き。自分の趣味を共有、共感できたらと思いブログをはじめた。

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