ぼくのあしあと

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地の文でもニヤニヤが止まらない!「にわにはにわにわとりが」を読んで~評価、感想など

      2015/10/13

つい先日、小説を読もうのサイトで小説を探していると、面白いタイトルの小説を見つけました。

その名も「にわにはにわにわとりが」というタイトルで、タイトルからでは全く話の内容がわかりません。

あらすじをみれば異世界転生とよくあるような話かとおもいきや、魔力が全く無いために主人公最強ではなく主人公最弱。

異世界転生、主人公最強ものという昨今の流行とは対をなす設定にひかれて読んでみることにしました。

はじめに結論を言いますと、この作品は間違いなく「おもしろい」です。

小説情報

あらすじ

サイトではあらすじが以下のように書かれていました。

「異世界!」「転生!」「俺YOEEEEEeeeeeぇぇぇえええ゛!!?」 いや、ちょっ……! 普通は異世界で転生と来たら「俺TUEEEEE」で「チート」で「ハーレム」とかじゃねえの!? 設定おかしくね!? せっかく魔法があるファンタジー世界に生まれたのに、何が悲しくて魔法も使えないモブキャラ扱いなのさ! ふざけんなよ! 責任者、出てこいやああああああああ!

ちょっと待ってください、あらすじを見て帰ろうとしたそこのあなた!

確かにいかにも文才のかけらもなさそうな文章(作者様すみません)ですが、これははっきりいってブラフです。

あらすじだけを見ればいかにも文章力がなさそうに見えますが、本文を読み始めればすぐにわかると思いますが、全くそんなことはありません。

むしろ、そこら辺のネット小説とくらべても文章力が一段と高いレベルにあるとさえいえます。

文字数

およそ44万文字で、文庫本3冊弱にあたります。

ちょっと内容がある中編小説を読みたい方にはぴったりです。

本作のすごいところ

語り手の視点をきっちりと意識していることはもちろんのこと、主人公の語り口調そのものもユーモアにあふれているために地の文だけでもすごく楽しい。

また、この作品には魅力的な登場人物がたくさん登場します。

文章力がない小説でよくあるのが、設定では魅力的でも物語の中では他のキャラとあまり変わらない。どのキャラクターも口調が同じで個性もあまりない。

もちろん、この小説は違います。どのキャラクターにもオリジナルな個性があり、また口調もそれぞれ異なるために会話文がすごく弾んでいます。

登場している女の子たちがみんなかわいい!

また、ネット小説では珍しく、きちんと起承転結があります。

最初から最後までダラダラと同じようなテンポで続いていくことはなく、事件発生前から事件発生、その後と物語としてまとまっています。

評価

本作のジャンルはファンタジーですが、どちらかというとラブコメに近いです。

臨場感のある戦闘場面などはありませんが、日常のできごとを面白おかしく描いている小説が好きな方は必ず気にいると思います。

タイトルやあらすじで避けようとはせずに、ぜひ一度読んでみることをおすすめします。

にわにはにわにわとりが

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XZ

XZ

ゲームとWeb小説が何よりも好き。自分の趣味を共有、共感できたらと思いブログをはじめた。

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